自己愛性パーソナリティ障害は投薬治療で治るか? [パーソナリテイ障害]
自己愛性パーソナリティ障害は、自分を愛せないことによって起こる精神疾患です。
自分は特別で優れていると思い込み、周りからの賞賛を求めますが、他人の気持ちに共感できません。
原因は遺伝と環境の両方が関係していると考えられています。
特に、幼少期の家庭環境が影響している可能性が高いです。
自己愛性パーソナリティ障害の治療は、精神療法が中心です。
集団精神療法で共感する力を高めることを目指します。
薬物治療では、病気そのものを治す特効薬はありませんが、気分の変動や抑うつなどの症状をサポートすることができます。
自己愛性パーソナリティ障害は、治療によって改善が期待できる精神疾患ですが、治療をせずに自然に治ることはありません。
もし自己愛性パーソナリティ障害で悩んでいる方や、周りの人の行動に困っている方がいれば、精神科で相談してみてください。
薬よりもまず心がけだと思います。
by いっぷく (2023-06-28 02:37)