依存症は誰でもなりますか [依存症]
依存症は、特定の何かに心を奪われ、「やめたくても、やめられない」状態になることを指します。人が「依存」する対象は様々ですが、代表的なものに、アルコール・薬物・ギャンブルなどがあります。このような特定の物質や行為・過程に対して、やめたくても、やめられないほどほどにできない状態をいわゆる依存症といいます。
依存症には主に2種類があります:
1. **物質への依存**: アルコールや薬物などの精神に依存する物質を原因とする依存症状です。繰り返し使用することで、以前と同じ量や回数では満足できなくなり、次第に使う量や回数が増えていき、自分でもコントロールできなくなります。
2. **プロセスへの依存**: 物質ではなく特定の行為や過程に必要以上に熱中し、のめりこんでしまう症状です。共通している特徴は、繰り返す、より強い刺激を求める、やめようとしてもやめられない、いつも頭から離れないなどです。
依存症は、誰でもなり得る病気であり、決して恥ずかしいものではありません。適切な知識を身に付け、適切な対応をとることが大切です。
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