自己愛性パーソナリティ障害の遺伝性 [パーソナリテイ障害]
自己愛性パーソナリティ障害は、遺伝的な要素があるとの報告があります。一卵性双生児の遺伝子は基本的に同じであることから、この結果を受けて自己愛性人格障害は遺伝の要素があると考えられています。
ただし、自己愛性人格障害を含め、境界性人格障害などの人格障害/パーソナリティ障害は、遺伝的な先天的なものだけで決まるわけではありません。
自己愛性パーソナリティ障害の症状は、加齢によって悪化することがありますが、他人との関係によっても悪化することがあります。
自己愛性パーソナリティ障害は、自身の能力などに対する自己評価が過剰に高く、他者から賞賛されたいという欲求が強いにもかかわらず、他者への心情などに共感する能力が欠如している精神疾患です。
治療法は、認知行動療法や対人関係療法などがあります。
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