SSブログ

自己愛性パーソナリティ障害者は人生が楽しいのか [パーソナリテイ障害]

a0b39cd7a6b25bded195e16b408a273f_s.jpg

自己愛性パーソナリティ障害者は人生が楽しいのでしょうか。自己愛性パーソナリティ障害とは、自分は優れていて素晴らしく特別で偉大な存在でなければならない、と思い込むパーソナリティ障害の一種で、人の感情や感覚を認識しそこなう傾向があります。

それは「自己愛」といいながら、本当の自分を愛せない、というパラドックスを常に抱えています。

自己愛性パーソナリティ障害者は、自分に対する称賛や賞賛を強く求めるのに、他者に対する共感や理解は欠けているため、人間関係にトラブルが多く、それゆえ孤独や不安を感じることもあります。

自己愛性パーソナリティ障害者は、自分の欠点や問題を認めたり、批判や拒絶に直面したりすると、脆く崩れやすい自尊心が傷つき、抑うつや怒りを抱くことがあるといわれます。

したがって、自己愛性パーソナリティ障害者は、自分の理想的な自己像を維持するために、現実から逃避したり、他者を利用したり、嫉妬したりすることで、一時的に人生を楽しんでいるように見えるかもしれません。

しかし、それだけでは本当の幸福や満足感を得ることは難しいでしょう。

自己愛性パーソナリティ障害者は、自分の問題に気づかないか、気づいても治療を受けることに抵抗があることが多いですが、脳の器質的な損傷で起こるわけではないので、精神療法や薬物療法によって症状を改善することは可能です。
nice!(2)  コメント(1) 
共通テーマ:旅行

nice! 2

コメント 1

いっぷく

障害者に対しては、努力でなんとかしろというのは現実的ではありません。
ただし、パーソナリティ障害は、「障害」とつきますが、ただの心の病です。
まあ強いて言えば、毒親育ちの可能性はありますが、基本自力で回復可能だと思います。
自分の力を過信せず、謙虚に生きればそれでいいのです。
by いっぷく (2023-06-17 01:22) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。