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全般性不安障害 [心の不安]

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全般性不安障害という病気をご存じでしょうか?全般性不安障害は、不安障害の一種とされていて、その名の通り、不安による障害です。根拠のある不安というものは、誰にでもありますよね。しかし、不安を感じる理由がなくなればすぐに消えますし、後々まで続くことはありません。

全般性不安障害とは、根拠のない不安が次から次に湧いて出てきて、心の中を不安が占領してしまう病気です。

何か悪いことが起こるのではないか?失敗するのではないか?怒られるのではないか?といったマイナス思考の不安が長時間に渡って続きます。

心の中はずっと不安なので、常にストレスを抱えていることになり、少しも休まることがないのです。

そのうち、身体にも様々な症状が現れてきます。

倦怠感、動悸、息切れ、めまい、頭痛や肩凝り、胃痛などがよくある症状です。

心配し過ぎる人を昔から「心配性」といいますが、わけもなく延々と心配している場合は、この病気が当てはまるのかもしれません。

全般性不安障害の治療としては、薬物療法が主になります。治療は精神科、もしくは、心療内科で行います。抗不安薬や抗鬱薬などを用いて治療するというのが主流です。

また、心理療法では自分の不安に対する原因や考え方の隔たりなどを訂正していくような認知療法を行います。

不安が出てきた時に、心を落ち着かせることができるような呼吸法などの訓練を行うこともあるでしょう。

正しく知る不安障害 ~不安を理解し怖れを手放す~ (ぐっと身近に人がわかる)

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  • 出版社/メーカー: 技術評論社
  • 発売日: 2010/09/03
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