パニック障害には漢方が有効? [赤面症概論]
パニック障害には漢方が有効だといわれていますが、本当に治るのでしょうか?
結論からいうと、完治させることは難しいですが、症状を軽くしたり、発症リスクを下げる効果はあります。
そのため、パニック障害に悩まされている人の中には漢方で治療を行っている人も少なくありません。
パニック障害に効果があるといわれている漢方は、以下のようなものです。
・半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)
・柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)
・加味逍遙散(かみしょうようさん)
・柴胡桂枝乾姜湯(さいこけいしかんきょうとう)
・桂枝加竜骨牡蛎湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)
半夏厚朴湯は、食事ができないほど不安でいっぱいの時に使用される漢方薬です。
柴胡加竜骨牡蛎湯は、動悸を抑えたい場合や対人恐怖の症状を改善するのに有効でしょう。
加味逍遙散は、不安障害や動悸を抑制する作用を持つといわれています。
柴胡桂枝乾姜湯は、不安感や恐怖感を感じる時に処方されることが多いです。
桂枝加竜骨牡蛎湯は、動悸や不眠の改善、フラッシュバックの抑制などに使用されるでしょう。
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- メディア: ヘルスケア&ケア用品
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