パニック障害が呼吸法で良くなる? [パニック障害]
パニック障害が呼吸法で良くなるなんて、パニック障害の治療を何年も続けていらっしゃる方にとっては信じられないような話ですね。けれど、これにはちゃんとした理由があるのです。
突発的にパニック発作が起こると、自律神経は大きく乱れ、動悸が激しくなったり、息苦しくなったり、吐き気がしたりする等の症状を発症します。
つまり、自律神経が大きく乱れないようにしてあげれば、動悸や息苦しさ等のパニック発作は治まると言う訳ですが、自律神経は自分の意志で自由にコントロール出来るものではありません。
でも、1つだけ、自分の意思で自律神経を整えられる方法があります。
それが「呼吸」なのです。
この呼吸法をマスターする事により、パニックの発作が起こりそうな場面では呼吸して自律神経を落ち着かせ、不安な気持ちを抑制したり、発作を未然に防ぐ事が可能となります。
呼吸法は、何度も何度も練習して、しっかりと体に覚えこませる必要があります。
そうしないと、発作に移行しそうになった場合に、簡単に呼吸法が実践出来ないからです。
薬によってパニック障害の症状を抑える事は可能ですが、それだけでは完治や克服する事は出来ません。
呼吸法によって自律神経をコントロールし、自分をリラックスした状態に持っていけるようになれば、段々と薬の量を減らしても発作を抑えられるようになるでしょう。
だまされたと思って、ぜひ試してみてください。
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