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大人のどもりと子供のどもり [吃音症]

幼児期にどもりは多いといわれていますが、大人が突然どもりだすこともあるのでしょうか?

結論からいうと、あります。

実は、大人になってから、急にどもりが発生する人も少なくありません。





では、どうして突然どもりだすようになるのでしょうか?

その理由としては、次の2つが挙げられます。

・ストレス
・自律神経の失調

大人のどもりを発生させる原因として最も大きいのが、ストレスです。

過度なストレスを溜め込むことによって、どもりを引き起こす可能性があります。

社会人になると、仕事で電話対応をしたり、大勢の前で話す機会が多くなりますが、その時に一度緊張でどもってしまうと、次もまたどもってしまったらどうしようという不安にかられます。

その不安が、さらにどもりを悪化させるケースも多いです。

そして、自律神経が乱れることで、どもりを発生させてしまうこともあります。

仕事や人間関係のストレス、不規則な生活習慣などによって、自律神経は乱れてしまうことが多いので注意しましょう。

どもりは、幼児期に発生することが多い


どもりは、幼児期に発生することが多いといわれています。

これは、幼児期というのが言語発達が活発になる時期にあたるためです。

そのため、今までどもりがなかったのに、急に言葉を話す時にどもってしまう子供も珍しくありません。

そして、この時のどもりのことを発達性吃音といいます。

発達性吃音の割合は、女子よりも男子に多く、男子は女子よりもストレスを感じやすいので、悪化してしまう可能性が高いです。

ただ、一般的に、幼児期のどもりは小学生くらいで自然に治ることがほとんどでしょう。

しかし、だからといって、幼児のどもりを放置しておくのは危険かもしれません。

そのまま放置しておくと、大人になっても治らずに不自由な思いをすることもあります。

また、どもりは成長するほど治りづらくなるため、早めに治さないと一生どもりと付き合っていかないといけない可能性もあるので注意しましょう。

どもりを意識してしまうと治りが遅くなるといわれていますから、意識する前の幼いうちに対処された方が良いです。

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